ベルガモット
2018/10/22

イタリアを原産とするミカン科の柑橘類
他の柑橘類の精油と同様に
皮を圧搾して精油が作られます
果実は苦みが強いため食用には向きません
栽培されているベルガモットの果実は
「香り」のために作られてます
紅茶のアールグレイの
フレーバーとして有名ですね
ほんのり苦みのある柑橘系の香り
ライムほど軽くはなく
オレンジほど甘くなく
プチグレインほどスモーキーでもない
ちょうどバランスのいい香り
そのためかブレンドしやすい
他の柑橘類と異なり
鎮静成分を多く含むため
ラベンダーと同じように
自律神経系を整え
不安や精神的疲労を軽減します
柑橘系らしく心を明るく
前向きな気持ちに導く働きもあります
また胃腸の調子を整える作用があり
ストレスによる食欲不振や便秘など
消化器系のトラブルの解消に役立ちます
皮膚刺激を感じる成分や
光毒性の強い成分が含まれるので
フェイシャルには不向きなオイルです
ボディにも肌の露出の多い時期には
使わないようにしています
芳香浴に使うなら問題はないですよ
うつ症状の緩和に効果があると言われ
季節性感情障害(SAD)の症状には
太陽光を浴びたときのような
抗うつ効果があるそうです
というわけで
秋から冬にかけて大活躍する精油
これからどんどん使います
kagechiyo